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個別のユニークな世界を生きる(令和5年1月号、寺報より)

植物を見ていると、今ある場所で懸命に生きている。比べるわけでもなく、陥れるわけでもなく。人間の浅はかな知恵では強者適存に見えますが。そこにはその植物中心の個性的な自信のある自分の世界を生きている。そのような植物が無数に自然界には存在している。

 

 

私たちも本来、抗えない大きな世界の中に生まれ落ちた生命ではなく、それぞれの理想の世界を作れる存在であるのが真実ではないかと思います。見える世界は私の思いの世界。

 

センリョウ(黄色)

ナンテン(赤色)